インド 4
エローラのあとは寝台で(2L)ムンバイに帰り、そこで写真撮ったり、チケット取ったりして時間つぶして、また寝台に乗った。
著しく汚ない。脂ぎってベタっとした髪、汗臭い体・・動く気力もなくなる。
早朝にアフダマバードに着く。10ルピーで安いホテルに連れてってもらった。
ここもコールドシャワーしかでない・・・・
寝る。小説を読む。サンドウィッチを食べる。クッキーを食べる。音楽を聴く。寝る。
二日後、寝台に乗ってウダイプルへ行く。水の都。
ここはキレイな街だった。今まではちょっとひどかった。道路の幅は狭いうえに汚く、車も多かった。ここは車が少ない。
ホテル「モナリザ」という歩き方で絶賛されているとこへ行く。みんな親切だった。
部屋は一番低いランクのとこしかなかったけど、快適だった。
ここでYさんと出会う。
僕は何かを求めて旅をしている。何もかも満たされていれば旅をしたいとは思わないだろう。
なぜインドに来たのか、と自分に問う。僕は、彼女に逢うためだったと言ってもいいと思う。
それはどこでもいいわけではなかった。非日常的でタフな場所ではなければならなかった。
そこじゃなければ長い時間二人でいることもなかったし、深い話をすることもなかった。
彼女は就職を控えた大学生の先輩だった。彼女は自分に不満を抱いていた。
でもそれは生きるうえでとても大事なことだし、不満があるからこそ前を見て歩ける。
彼女はよくそのことを理解していた。
彼女が風邪をひいていたせいか、時々彼女がとても弱っているように見えた。
僕と話をしているとき、彼女は時々さみしげな顔を浮かべた。
そのとき僕は心から、「この人には幸せになってもらいたい」と思った。
心から、とはこういうことなんだということが理解できた。
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