バガボンド
バガボンドはスラムダンク、リアルの作者の井上雄彦が吉川英二の「宮本武蔵」を漫画化したもの。
絵がうまい。細部まで丁寧に書かれている。
小説を読んだひとはストーリーがわかっているからつまらないと思うかもしれないけど、この絵だけでも見る価値はある。
天才的な武蔵、超凡人の又八、ふたりに通じるおつう。
又八は非常にせこくてなさけないが、一般的な現代人がそのままあの時代に行けばああなるんだろう。
小次郎は耳が聞こえないという設定。本当?本当だったらすごすぎる。
僕は、胤栄と石舟斎という二人のじいさんが好きだ。だいたい僕はおじいさんおばあさんに弱い。
バスとか電車から一人で畑仕事とか歩いてるおじいちゃんおばあちゃんを見ると彼らが家の中で一人でご飯を食べているところを想像してちょっと悲しくなる。一緒に話してあげたいと思う。老舗で一人ぽつんと座っている人を見たら、ほぼ買ってしまう。
むこうからしたら大きなお世話だろうけど。
胤栄が特にいい。息子の胤舜のために武蔵の修行の相手をする。彼の息子を思う気持ちが痛いほど伝わってくる。
人間との関係についての描写が多く、勉強にもなる
| バガボンド―原作吉川英治「宮本武蔵」より (1) 著者:井上 雄彦,吉川 英治 |
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