暗室音楽と春風邪
はやる気持ちを抑えきれずに焼いた。
二枚イイ写真があった。
赤いセーフライトの下で彼女が印画紙に浮かび上がる。彼女がそこにいたときの空気を思い出す。
無性に会いたくなる。声だけでもいいから聴きたくなる。
僕らは基本的にいつでも連絡をとっていい。だけど彼女だって忙しいだろうし、迷惑はかけたくない。その時間が普段の時間よりたとえ楽しかったとしても、彼女の時間を奪うことには変わりない。
だからそこらへんは彼女に任せてある。僕は無駄に我慢しているだけかもしれないけど、確信のないところでは自分なりのルールが必要となる。
彼女には自分のリズムがある。僕にはあまりない。だからそうする。
暗室にいるときは音楽が欲しい。昨日はUndergroundとくるりを聴いていた。
「Push downstairs」と「東京」が良かった。
”今夜 ちょっと君に電話しようと思った
君が いない事 君と上手く話せない事 君が素敵だった事 忘れてしまった事”
風邪をひいた。周りにもいる。なんか嫌だ。
ノドのガジガジから咳、そして鼻づまり。今は鼻が詰まっていてダルい。
もらった葛根湯を飲む。静養につとめたいが休みはない。あの子に隣にいてほしい。
風邪のときほど人が恋しくなる。
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東京 アーティスト:くるり |
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